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執筆者の写真株式会社 GLINT

ライファイゼン銀行は、国内通貨のトークン化のためのブロックチェーンプラットフォームを構築する

更新日:2020年6月5日

オーストリアのライファイゼン銀行はポーランド・英国の会社Billonと、国内通貨のトークン化のためのブロックチェーンプラットフォームを開発すると発表した。


ライファイゼン銀行は、デジタル化された国内通貨送金のすべての検証に成功した後、フィンテック企業Billon社との協力を拡大すると発表した。Billon社はRBIコインと呼ばれるトークン化プラットフォームの開発の初期段階に取り組んでいるという。検証は2020年末までに完了する予定。プラットフォームは、国境を越えた銀行間や組織間の取引を加速していくと考えられている。


発表によると、RBIコインは、3月に終了した両社の以前の共同プロジェクトである「Elevator Lab」プログラムの一環としてBillon社が開発した。「Elevator」は、電子化されたユーロで電子取引を可能にするBillonブロックチェーンを利用している。


成功した場合、パイロット版は、ライファイゼン銀行が事業を行っている中央・東ヨーロッパの国(ベラルーシ、チェコ共和国、ポーランド、ロシア、ウクライナ)で立ち上げられることが期待されている。同社の広報担当者は銀行はまだこのプロジェクトへの参加について子会社と検討中だと述べた。


広報担当者は以下のように発表している。

「私たちは最初のテストでオーストリアと他のヨーロッパの国の銀行子会社との間の送金ができるよう計画を進めている」


RBIコインはユーロまたはテストを行うその他の国内通貨に対して1:1の比率で設定される。


Elevator Labプログラムは、ブロックチェーンとトークン化に向けたライファイゼン銀行の実施しているプロジェクトの一例だ。昨年、ライファイゼン銀行は貿易金融のためのマルコポーロブロックチェーンプラットフォームに参加し、2018年にライファイセングループ銀行はブロックチェーンに国際銀行保証を発行した。


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